日本語教師をしてました②中国・南京でのお仕事話
こんにちは!
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
ダグ嫁です。
私が日本語教師をしていた時の話です。
今回は、中国・南京での話です(^^)
単身、中国へ
現地の担当者
中国・杭州でのお仕事の後、3ヶ月ほど充電期間があり、
また中国での勤務。
今回は、派遣された日本語教師は私だけ。
単身、成田空港から出発。
上海虹橋空港で出迎えてくれたのは、
杭州でご一緒したコーディネーターさんとは別の男性。
車に乗り込み1時間。
滞在するホテルに荷物を置き、授業をおこなうビルへ。
いくつかの企業が入るビルの4階。
エレベーターで中国人と一緒になると、
「見ない顔だな」と、上から下まで総チェックの視線(^-^;
今回のお仕事の現地のボスは女性。
ま~強そうな、頼もしい感じの女性。
その予想は的中!
授業中、おふざけが始まれば、中国語でピシャリ。
授業後も、日本での生活、就業の姿勢について、厳しく指導。
この様子、私も教室で、 コーディネーターさんの通訳で聞かされていました(笑)
時間を守りなさい
集中しなさい
上司の話を聞いて、確実に動きなさい
などなどなどなど……
日本の若者にも聞かせたいわ(((^_^;)
おもてなし①待たせない昼食
そんな女ボスなので、
「わざわざ日本から来て頂いた」形の私に対して、しっかりおもてなししてくれました。
毎日の昼食は、ビル1階の食堂で、
私が到着したらすぐに食べられるように厨房に手配してくれていました。
時間に厳しい日本人を待たせないのは当然という考えからだと思いますが、 まぁ、周りの目が痛い(-_-;) ラスト1週間くらいに、やっと慣れてきましたが(笑)
おもてなし②パンダ!
中国と言ったら
パンダでしょ!
と、軽く言ったら、
次の土曜日に、パンダがいる動物園へ連れていってくださいました!
さすが、仕事が早い(笑)
コーディネーターさんには
パンダ、パンダって、
先生はコドモですかっ!
とツッコミがありましたが、
見られるならラッキー!
コドモでオッケー!
日本の動物園の猿山のように、広々としたスペースにパンダ!
そして、何より感動したのは、
混んでない!
上野動物園は、並んで並んで、見られるのも短い時間だった気がするのですが、
パンダ前、人がいない!(笑)
何?
中国の人たち、
パンダ見飽きた??
ゆったりパンダタイム。 至福(。^。^。)
追記。 2017年6月、ある一団が、トラ展示コーナーにロバを放り込み、大問題に…(((((゜゜;)
私は2008年に行ったので、かなり平和でしたが、ちょっと怖いですね…
おもてなし③行列のできる小籠包
小籠包も、私がポロッと言った、
何気ない一言を拾ってくれて、
行列のできる有名店に連れて行ってくれました。
しかも、2店!
人生初の「はしご小籠包」(^^)v
一軒目は、行列すぎて、女ボスが店に苦情をいれていて
(そのおもてなし、ありがたいけど申し訳ない、なんとも言えない気分)
並んだだけあって、小振りだけどスープ満タンの熱々を頂き感動!
2軒目は、全然混んでいない、若者向けな店構え。
1軒目と違うのは、大きさ!
肉まんかっ!
と思うほどのボリューム。
中の肉汁を吸ってからパクリ!の小籠包ですご、
このサイズでは無理。
で、登場したのがストロー。
しかも、
タピオカ用の、
太いストロー!
何もかもビッグ。
しばらく小籠包は要らない…(笑)
おもてなし、
最高でしたよ、
女ボス…
おもてなし④朝ごはんに油条
授業中に、朝ごはんに何を食べたか聞いていたら、
「油条」というワードが。
コーディネーターさんに聞くと、典型的な朝食とのこと。
で、「おもてなし」実行!
翌朝、油条の朝食へ。
女ボスは忙しく、コーディネーターさんと。
揚げパンのシンプル版という感じでした(^^)
ただ、またまたデカイ(笑)
授業中、お腹がグルグル~
でも、私1人で色々な中国フードを味わうのは、かなり大変だったと思うので、 感謝感謝です\(^_^)/
帰国の途
朝早い便だったので、前泊。
心配だったのか、女ボスも隣の部屋に泊まり、
お見送りして頂きました。
できれば、空港リニアに乗せたかったらしいのですが、
タイミングが合わず、断念。
たくさんのおもてなしに感謝し、
お別れです。
日本で生きるための日本語教育
授業のこと、書いてないですね(爆)
クラスは、前回の杭州に比べて
少し荒れていました。
しかし、胆がすわってきた私。
やらなきゃ困りますよ、
皆さんが。
と言い放ち、スパルタ路線に変更。
研修生の場合、生活はもちろん、仕事にも直結します。
留学生は、日本で勉強する時間がありますが
(というか、勉強しに来るんですね。)
研修生は、日本に来たら仕事メインになるので、
体系立った日本語教育を受けられるのは、週1~2回です。
仕事ができても、コミュニケーションがとれなければ、長続きしませんし、 受け入れ企業にも研修生にも負担です。
サバイバル日本語教育です。
感謝されなくて良い
日本で
うまくやれる力を
つけたい
いま、感謝してくれてる学習者、いるかしら(笑)
日本語教師に限らず、教える立場の人は、「感謝」という見返りを求めてはいけないのかもしれません。